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退職の挨拶メール文例

この記事の結論
  • 挨拶メールは「社内一斉」「取引先(後任情報つき)」「個人的にお世話になった人」の3種類で内容を分けます
  • 送るタイミングは最終出社日、社内は午前〜午後早め、取引先は業務の締めが見えてから
  • 私用連絡先・転職先の社名・退職理由の詳細は、社外向けの本文には書きません
ぜんたいの流れ
  1. 1相手を分ける
  2. 2社内向けを書く
  3. 3取引先向けを書く
  4. 4個人へ書く
  5. 5送信前に確認
この記事の内容
  1. 結論:相手ごとに内容を変える
  2. 送るタイミングはいつが正解か
  3. 文例|社内向け(一斉送信)
  4. 文例|取引先向け(後任情報つき)
  5. 文例|個人的にお世話になった人へ
  6. 書いてはいけない3つのこと
  7. チェックリスト|送信前に確認すること
  8. 次にやること

この記事は、退職が決まり「挨拶メールを誰に・いつ・どう送ればいいか分からない」人に向けて書いています。 結論から言うと、挨拶メールは相手によって内容を変える必要があります。社内向け・取引先向け・個人的にお世話になった人向けの3パターンをそのままコピーできる形で紹介し、送るタイミングと、社外向けの本文に書いてはいけないことも合わせて整理します。

こんな状態ではありませんか
  • 退職の挨拶メール、何を書けばいいか分からず手が止まっている
  • 社内と取引先で同じ文面を送っていいのか不安
  • 転職先の社名や連絡先を書いていいのか判断がつかない

結論:相手ごとに内容を変える

送り先 送り方 フォーマル度 含める情報
社内(全体) 一斉送信(BCCまたは社内メーリングリスト) 中 退職日・感謝・後任の有無(個人名は出さないことが多い)
取引先 個別送信(CC/BCCで担当上司を入れることが多い) 高 退職日・後任者名と連絡先・引き継ぎの状況
個人的にお世話になった人 個別送信 低〜中 感謝・今後の連絡先(本人が伝えたい場合のみ)
ここが要点

社内向けと取引先向けを同じ文面で済ませると、取引先に「後任が誰か」が伝わらず業務が止まります。宛先ごとに文面を分けるのが基本です。

送るタイミングはいつが正解か

一般的には、退職の挨拶メールは最終出社日に送ります。それより前に送ると「もう辞める人」という空気の中で残りの勤務日を過ごすことになり、周囲もどう接していいか迷いやすくなります。

送る時間帯も相手によって分けるのが無難です。

  • 社内向け:最終出社日の午前中〜午後の早い時間。終業直前だと読まれずに終わる人が出ます(転職サービス各社の解説では「始業前・昼・終業前など業務が落ち着く時間帯」とするものもあり、時間帯に決まりはありません)
  • 取引先向け:後任者が決まり、引き継ぎ内容が固まってから個別に送り、後任者からも改めて連絡してもらう形が丁寧です。時期の目安は、転職サービス各社の解説では退職の2〜3週間前とされています。後任の決定時期や引き継ぎの進み具合で変わるため、期間は固定できません
  • 個人的にお世話になった人:最終出社日の夜以降でも構いません。業務時間外に、個人のメールアドレスやメッセージアプリで送る人も多くいます

これは法律で決まった手続きではなく、一般的なビジネスマナーとしての目安です。厚生労働省など公的機関が示した基準は見当たりませんでした(2026年10月確認。マイナビ転職エージェント・リクナビNEXTなど民間の解説を参照)。会社によっては人事や上司から「いつ送るか」の指示がある場合もあるため、先に確認しておくと安心です。

文例|社内向け(一斉送信)

社内向けは、部署を問わず読まれることを前提に、簡潔にまとめます。退職理由は書きません。

件名:【ご挨拶】本日をもちまして退職いたします(○○部 ○○)

各位

お疲れさまです。○○部の○○です。

私事で恐縮ですが、本日○月○日をもちまして退職することになりました。

在職中は至らない点も多かったかと思いますが、
皆様には大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
おかげさまで、多くのことを学ばせていただきました。

後任につきましては、○○部より改めてご案内があります。

最後になりますが、皆様のますますのご活躍を
心よりお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。

○○部 ○○

社内向けは私用の連絡先を書かないのが基本です。個人的に連絡先を伝えたい相手には、後述の「個人的にお世話になった人へ」の文例を別送します。

文例|取引先向け(後任情報つき)

取引先向けは、業務が止まらないことを最優先にします。後任者の氏名・連絡先を必ず入れます。

件名:【ご挨拶】退職のご報告と後任のご紹介(○○株式会社 ○○)

○○株式会社
○○様

いつも大変お世話になっております。○○株式会社の○○です。

私事で恐縮ですが、○月○日をもちまして
退職することになりましたのでご報告申し上げます。

在職中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

後任には同部署の○○が担当いたします。
後日改めて○○よりご挨拶のご連絡をさせていただきます。

○○様には大変お世話になりました。
略儀ながら、メールにてご挨拶申し上げます。

○○株式会社 ○○部
○○

取引先向けの本文には、転職先の社名や個人の連絡先は書きません。今後の連絡は後任者を通す、という形にするのが業務上のマナーです。個人的に連絡先を交換したい相手には、業務メールとは別に、個人としてやり取りしてください。

文例|個人的にお世話になった人へ

社内・社外を問わず、個人的にお世話になった人には、少し柔らかい文面で構いません。

件名:ありがとうございました(○○より)

○○さん

お疲れさまです。○○です。

本日で退職することになりました。
○○さんには公私ともに本当にお世話になり、
心から感謝しています。

一緒に仕事ができて楽しかったです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
また機会があれば、ぜひお茶でもご一緒できたら嬉しいです。

○○

個人あての文面では、今後も連絡を取りたい相手にだけ、個人のメールアドレスや連絡先を書いて構いません。全員に一律で送る社内向けメールとは分けて、個別に送ることが前提です。

書いてはいけない3つのこと

  • 社外向けの本文に転職先の社名を書かない。 転職先の業界によっては競合関係になることもあり、トラブルの原因になります。聞かれたら個別に口頭で答える程度にとどめます
  • 退職理由の詳細を書かない。 「一身上の都合により」で十分です。不満や人間関係の事情を書くと、送った相手を困らせるだけで得るものがありません
  • 私用の連絡先を社内一斉メール・取引先メールに書かない。 全員に公開したくない情報が広く出回ることになります。伝えたい相手にだけ、個別に伝えます
ここが要点

「全員に同じことを丁寧に伝えよう」とすると、逆に書きすぎて余計な情報まで入りがちです。相手ごとに文面を分けたほうが、結果として短く、失礼のない文面になります。

チェックリスト|送信前に確認すること

  • □ 社内向け・取引先向け・個人向けで文面を分けたか
  • □ 取引先向けには後任者の氏名・連絡先を入れたか
  • □ 転職先の社名・退職理由の詳細を書いていないか
  • □ 私用の連絡先を、一斉送信の本文に書いていないか
  • □ 送信のタイミング(最終出社日、または引き継ぎが固まった時期)を会社のルールと照らして確認したか

次にやること

まず、送る相手を「社内」「取引先」「個人的にお世話になった人」の3つに分けてください。 分けた時点で、それぞれの文例をコピーして○の部分を埋めれば、そのまま使える形になります。取引先向けだけは後任者への確認が必要になるので、送る前に上司か後任者に文面を見てもらうと安心です。


※本記事は一般的なビジネスマナーとしての退職挨拶メールの整理です。送るタイミングや内容の指示が会社にある場合は、そちらを優先してください。

当サイト運営者

退職届を受け取る側に長くいて、そのあと自分が出す側になりました

人を採用し、辞めていく人を見送る立場に長くいました。退職代行から電話を受けたこともあります。そして自分が辞める番になり、失業保険の申請・ハローワークでの手続き・健康保険の切り替え・住民税の直接納付・保育園の継続手続きまで、すべて自分で通りました。両側を見た人間が書いています。「代行を使ったら会社はどう思うのか」に答えられるのは、受け取ったことがあるからです。

この記事の作り方: 下書きにAIを使い、法令の条文と官公庁の公式ページに照らして事実確認したうえで公開しています。確認の取れない記述が残る記事は公開せず、一次資料が見つからない箇所は本文にそう書いています。確認の手順を見る →

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